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唐津・有田の4人
梶原靖元 浜野まゆみ 矢野直人 山本亮平
2017.5.18 (thu) – 5.29 (mon)

唐津、そして有田は、静かな街でした。
暑い暑い真夏の日、私たちは海に囲まれた、
このやきものの街を訪ねました。
唐津城から玄界灘を眩しく臨み、有田では今も残る古窯を巡る。
唐津焼を使われている料理屋さんにて、
皆の盃を持ち寄り、料理とお酒に舌鼓。
やきものというものに、改めて魅了され、
熱心に身体で語る4人に、強く心を動かされた旅でした。

唐津、そして有田の陶磁器は、
手に収まりが好く、料理映えし、酒がついついと進み、
手に包み込まれる穏やかな品格があります。
陶工の洒落と探究心。
それは、この4人衆にも受け継がれているようです。

有田にて日本初の磁器が誕生し、401年。
旅でのやきものの体験と、4人の陶工の眼差しを、
皆様と共有できましたら幸いでございます。


作家在廊日 5月18日(木)
閉廊日 火曜 5月17日(水)31日(水)


梶原靖元
1962 伊万里市に生まれる
1980 有田工業高校デザイン科卒業
1980 唐津焼 太閤三ノ丸窯に弟子入り
1986 京都 平安陶苑にてクラフトを習う
1989 大丸北峰氏に師事し煎茶道具を習う
1995 唐津市にて独立

未知なるものを探る研究者のように、独自の眼差しで唐津のやきものの源流を紐解く。その手から生まれる陶磁器は、若芽のような新鮮さに溢れている。

浜野まゆみ
1974 川越市に生まれる
1998 武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業
2000 佐賀県立有田窯業大学校卒業
   伝統工芸士 秀島和海氏に師事
   李莊窯 寺内信二氏に師事
2001 川越にて開窯

糸切り成形にて成しえる、豊かで女性的な形状と、日本画に学んだ静かで奥行きのある絵付けが魅力。

矢野直人
1976 唐津市に生まれる
1994 5年間アメリカ留学
2002 佐賀県立有田窯業大学校卒業
2004 自宅・殿山窯(唐津市鎮西町名古屋)にて作陶を始める

桃山古唐津の系譜を踏まえた陶磁器を幅広く作陶。骨があり、料理への懐の深い器は、お人柄と重なる。

山本亮平
1972 東京に生まれる
多摩美術大学油絵科卒業
2000 佐賀県有田窯業大学短期終了

重みと軽み、柔らかさと堅気。相反する個性を調和させた、穏やかな白磁と染付を作陶。最近では、陶器と磁器の個性を併せ持つ初期伊万里に挑戦している。


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