作品が持つその本質を
私は佇まいから感じとります

細やかであり複雑な気配を糸口に
その世界に浸り込み
夢想するのが私の愉しみです

夏至の空間は展示物から静かな気配や
豊かな夢想を広げる手助けとなるようにと
2015年に設計しました

いつかこの空間で自分自身でも展示を
してみたいなとぼんやりと考えていましたが
この度　その機会をいただきました

器や家具　オブジェに日用品など
この空間で皆様に見ていただきたい作品を
展示したいと思います
普段の夏至とは少し異なった作品と空気感を
楽しんで頂けると幸いです

山本忠臣


16年前、私は初めて gallery yamahon に行く。
そこは環境、スケール、展示方法、何処にもない唯一の場所。
最近では多忙な山本氏は余りギャラリーにはいない。
けれども、光、配列、ものの気配、全てに存在、その眼を感じる。
ものたちは微かな緊張を孕みながらも、其の儘、在る儘を見せてくれている。
新しくなった夏至の空間にものを置いた時、気配が整ったように感じた。
言葉を持たないものの声に耳を澄まし、感じるための準備。
夏至に山本氏の選んだものたちと、建築の一端が並ぶ。
夏の贈り物が届くみたいな気持ちで、とても愉しみにしている。

夏至　宮田法子

作家在廊日　7月1日（土）
閉廊日　火曜　6月30日（金）7月19日（水）

出展作品：陶・硝子・竹・木などの工芸品、版画・油絵・立体作品、家具・生活用品・衣服・建築模型　他

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山本忠臣　ギャラリスト・建築家
1974年　三重県伊賀生まれ。
2000年伊賀市に「gallery yamahon」を開廊する。
2011年には若手工芸家の発表の場として京都に「うつわ京都やまほん」を開廊する。2017年6月に二条寺町「京都 やまほん」に移転。物と時間の関係性を思考し、商業施設や住宅などの建築設計を行う「やまほん設計室」も主宰する。

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器と日本料理の会
月日：7月1日（土）
時間：18:30 –
料金：料理　飲物　お土産付　6,500円
料理：日本料理　温石
温石さんと山本氏による、日本料理の器の会を開催致します。長野の食材の素晴らしさを発見し、日本料理の奥深さを教えて下さる温石須藤氏の料理。この日のため、献立を組み、佳きお酒を携え、一夜開店して下さいます。山本氏との話を肴に、夏の夜を愉しみましょう。

海の日デザートコースの会
月日：7月17日（月）海の日
時間：①13:00 –　②14:30 –
料金：1,800円
料理：patisserie Keinoshin
パティスリーケイノシンさんによる、デザート果実の会を開催致します。焼き菓子とスープ仕立てのデザートの、美しいコースをご用意させて頂きます。